朝洗顔「水だけ」ってあり?洗顔料で洗顔しなくて本当にいいの?
「洗顔」は、不要な皮脂や角質を除去して、まっさらな素肌に戻す、スキンケアの大切な「はじめのステップ」。
いらないものをしっかり落として、「ぴかぴかの美肌」目指したいですよね!
でも今、巷では朝の洗顔を「水だけ」もしくは「お湯だけ」にして、クレンジングや洗顔料は一切使わない、という美容法が話題になっています。
朝の洗顔が、「水だけ」ってどうなの!?
「朝も洗顔料でさっぱりしたいのに!」
「朝、洗顔料で洗顔しないなんて、気持ち悪い~!」
「シャキっと一日が始まらない~!」
そんな声も聞こえてきそうですが、「朝の水だけ洗顔」について考えていきたいと思います。
朝洗顔を「水だけ」にすると、乾燥肌も脂性肌も改善される。
肌トラブルを訴える方の中には、実は、
「朝、しっかりと洗顔料を使って、特にティーゾーンは、ゴシゴシ洗っている」
「皮脂汚れを落としたいから、朝もオイルクレンジングをしている」
「朝からしっかりW洗顔をしている」
という女性が多いようです。
そもそも朝は、化粧をしていないすっぴんの状態。
しかも排気ガスや花粉などの「大気の汚れ」さえもついていない状態ですよね。
だからまず、「朝、オイルクレンジングする」必要はありません。
にも関わらず、皮脂を洗い流そうとすると、皮膚の防御機能が働いて、
「アブラが足りない!今すぐ皮脂を分泌せよ!!」
という指令が出てしまうんですね。
結果、ますます皮脂が分泌されてしまいます。
洗えば洗うほど、アブラが出てしまうということです。
そのため、脂性肌の場合、悪化する可能性も。
メイクしていない朝の顔は、洗顔料を使わず、「水またはぬるま湯」で洗ってあげるだけで充分。
特に、ぬるま湯で洗えば、意外にもさっぱりと「寝ている間のべたつき」が取れていることに驚きますよ。
特に乾燥肌・敏感肌の方は、朝のクレンジングや洗顔料をやめたことによって、肌がしっとり潤うようになったという声も多いんです。
朝の水だけ/お湯だけ洗顔は、長い目で見ると「脂性肌も、乾燥肌も改善する」簡単にできる優れた美容法なんですね。
朝の水洗顔に抵抗があれば、洗顔料を減らすことから。
それでも、脂性肌の女性の場合、
「どうしてもべたついてしまうから、やっぱり洗顔料を使いたい!」
「朝、洗顔料でさっぱり洗顔料で洗顔しないと、メイクが浮いてきそう。」
という心配もありますね。
そのような場合は、まず、「洗顔料を減らし、ゴシゴシ洗わない」ことからはじめてみるのはどうでしょうか。
今まで「朝もしっかり洗顔料を使って、ゴシゴシ洗顔していた」としたら、皮脂の摂りすぎと、摩擦によって、お肌はきっと悲鳴を上げています。
今までより少なめの洗顔料を泡立てて「そっと顔にのせて、すぐに洗い流す」といった方法に変えてみてください。
そしてこの洗顔方法になれたら、思い切って「水だけ」「お湯だけ」洗顔にチェレンジしてみてくださいね。
皮脂をとりすぎなければ、肌の皮脂分泌量は自然と減っていきます。
きっと今までの「べたつく脂性肌」が改善されますよ。
試してみてくださいね。
朝洗顔を「ふき取り化粧水」で行うのも賢い方法
日本では、まだ馴染みが少ないですが、フランスでは広く実践されているのが、
「ふき取り化粧水」を使った洗顔方法です。
フランスは、空気が乾燥していることや、水が硬水(エビアンが有名ですね)なので、水洗顔を頻繁にすると肌が乾燥してしまうんですね。
そのため、フランスでは朝水洗顔をしません。
その代わりにふき取り化粧水を使って、「洗顔の代わり」にするんです。
「ふき取り化粧水」は、寝ている間に分泌される「余分な皮脂」をとりながら、同時に保湿もできるという優れもの。
「水洗顔だけ」「お湯洗顔だけ」に抵抗がある方は、「ふき取り化粧水による朝洗顔」を試してみるのもいいかもしれませんね。
注意しなければいけないのが、普通の保湿化粧水では、べたついてしまって、余分な皮脂を取り去ることが出来ないので、ちゃんと「ふきとり専用」のさっぱりとしたテクスチャーのものを選ぶことです。
朝は、「洗顔料でゴシゴシ洗顔してきた」という方にとっては、はじめは抵抗があるかもしれませんが、「皮脂をとりすぎない朝洗顔」を実践することによって、美肌にグッと近づきますよ。
試してみてくださいね。
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